山田さん
、あわやバス酔いに。

2008年1月22日午後11時頃神奈川県川崎市に住む大学生、山田道人(仮名)さんが、バス酔いよけのおまじないに、本来なら左足からバス乗リ込むべきところを、誤って右足から乗り込んでしまうという事件が起きた。
被害にあった山田さんの話によれば、幼少の頃からバス酔いをしやすいタイプで、昔からバスに乗る際には、必ず左足から乗るようにしていたのだが、今回はかねてから楽しみにしていたスノーボードのツアーで妙に浮き足だってしまい、ついつい利き足である右足を先に、前へと出してしまったのだという。
しかし、当日のテンションの高さが幸いしたのか、山田さんが、バス酔いになることはなかった。
被害にあった山田さんの話「ずっとドキドキしてました」
確かにその日は異常にテンションが高かったんです。長野に男女2対2のグループで、スノーボードに行くことになっていたんですが、メンバーの中に好きになれそうな女の子がいて……でも、そんなのって理由になりませんよね。
乗り込んですぐに乗り足を間違えたことに気がついてしまったんで、何かの拍子でバス酔いしてしまうんじゃないかと、移動中もずっとドキドキしてました。
けど、よくよく考えてみたら、そのドキドキがバス酔いに対する恐怖心から来るものなのか、それとも彼女へのトキメキから来るものなのかなんて判断できませんよね。
ひょっとしたら、そういう恋なのかも知れないし……
ただ、結局バス酔いにはならなかったんで、今回のことは僕の中では良い方で捉えようと思ってます。
バス酔いへの恐怖心ではなく、恋する気持ちが僕を救ってくれたってね。
目撃者Yさんの話「あっ!危ない!」
その事件は、間近で見ていました。
彼の乗り物酔い除けのおまじないは随分前から知っていましたから、私も思わずと声を上げてしまったのを覚えています。
乗り込んだ後の車内でも、彼は手作りのエチケット袋を手に取ったり、膝の上に乗せたりして、終始落ち着きがなかったんで、マジ心配でした。大事に到らなくて本当に良かったです。
今後の山田さんの「恋の行方」に注目
『左足からバスに乗り込む』は、一部の人々の間では古くから支持されているバス酔い除けのおまじないだが、今回の事件により、新たに『バスに乗る前に恋をする』というおまじないが、加わる可能性が出てくるだろう。
しかしながら、おまじないはあくまでおまじないである。
バスに乗っている時に恋をしていたからといって、必ずしも山田さんのようにバス酔いを回避できるとは限らない。
事実山田さんは、スノーボード旅行後に勇気を出して告白し、あえなく撃沈している。
今後このおまじないを実践する者は、恋の酔い止め薬の効用が常に不安定であることを、肝に銘じておく必要がありそうだ。













