出勤時の悪夢…改札内サンドイッチ事件起こる。

今月17日午前8時頃、JR錦糸町駅の改札を出ようとした40代男性が、Suicaカードのタッチポイントを外し、改札に引っかかってしまうという事件が発生。
40代男性が立ち止まってしまった改札内の降車客は、一時的にサンドイッチ状態に陥った。
幸い、同じ改札を通ろうとしていた降車客に怪我はなかった。
現場近くの降車客「ほとんど反応せず」

事件現場近くにいた降車客の反応は実に様々だった。
事件を真横で見ていたお年寄りの女性は、降車後に一度駅構内で立ち止まり、自らのSuciaカードを確認するなどして、事件の再発防止に努めていたが、携帯画面を眺めながら歩いていたスーツ姿の若い男性は、チラリと後ろを振り返るに留まり、改札での事件を気にかけることもなく、足早に勤務地へと向かっている。
まさに現代社会を象徴するような一場面であるが、事件による混乱がすぐに解決されたこともあって、これらの一連の行動を垣間見られたのは、わずか数分の間だけであった。
改札通過前の緊張感が希薄になってしまっている……

この40代男性がスムーズに改札口を抜けられなかった原因は、彼がその後に清算処理を行っていないことから見ても、『Suicaカードのタッチポイント外し』であることは明らかである。
だが、これはあくまで、現在頻発している『改札内サンドイッチ事件』原因の一例に過ぎない。
こういった事件を未然に防ぐために、我々が出来ることは、果たしてあるのだろうか?
そこで、改札内サンドイッチ事件に詳しい、識者に話を窺ってみることにした。
完全な予防策というのはありません。
サンドイッチ事件に詳しい斎藤 美智雄先生(仮名)の話
職歴:新卒で入社した食品メーカーに勤続4年
改札内でのサンドイッチ事件には大きく分けて2つの原因が考えられます。
一つは、もっともポピュラーな原因と言われているカードの清算忘れです。これは、サラリーマンの方ですと、出勤の時よりも自宅へ帰る時の方が多いですね。
帰りに勤務地とは別の駅で飲んだ時や、遠くの営業先から戻る際にSuicaのチャージ残量を把握してないと、こうしたことがよく起こります。
でも、これについては、定期的にカード残量を確認しておくことで、簡単に予防することが出来ますので、それほど大きな問題として捉える必要はないでしょう。
ただ、もう一つの原因である、今回の40代男性のようなケースは少しやっかいです。
ただでさえ、混雑している改札付近なので、どうしても早め早めに通り抜けようとする意識が働いてしまう。サラリーマン等の朝通勤の人達は、毎日のラッシュに慣れてしまい、改札通過前の緊張感が希薄になってしまっているので尚更です。
はっきり申し上げてこちらの原因については、完全な予防策というのはありません。強いて言うなら、自分のタッチ能力と、Suicaカードの能力を過信し過ぎないことぐらいではないでしょうか?
改札の通過時には、くれぐれもご注意を。
出勤、帰宅ラッシュ時の問題が叫ばれて久しいこの現代日本であるが、上記の予防策を実践することで、少しでも改札内サンドイッチ事件の沈静化に、努め
ていきたいものである。
改札の通過時には、くれぐれもご注意を。













