それぞれが魅せる、そろぞれのキモさ。

二番目に登場したのは、疑惑の無頼漢、渡辺雅司選手であった。
彼は付き合ってから初のデートという設定で、いきなりケーキバイキングに行くなど、最初からロマンチック乙女ロード全開で飛ばしていく。
そのリアルな動きは、審査員のお腹をほどよく減らせることにも成功し、バイキング中に見せたケーキ三種一気食いでは、懸念材料であった『男らしさ』を同時にアピールする余裕まで見せた。
審査員は「普通に食べなよ」と、当初はツッコミを入れていたのだが、三種のケーキの中に、ティラミスが入っていたことがわかると、何故か納得してしまい、唾をゴクリ。どうやら審査員の好物のようである。
ただ、バイキングの後に行ったショッピングモールで、男性らしからぬはしゃぎっぷりを見せたのは裏目に出てしまったかもしれない。
また、一貫して内股で歩いていた点も、このエア彼女選手権では、控えるべきであった。あと、これはあくまで個人的な意見なのだが、男のくせにエプロン選びに一時間はないだろうと思う。
ボタンタイプか、紐タイプかなんて下りは、正直どうでも良かった。

最後に登場したのは優勝候補のヒゲ侍、当選手権超ド本命の三山浩二選手だ。
彼は、待ち合わせの場所に設定した渋谷ハチ公前で何の躊躇もなく、「だーれだ?」をやるなど、序盤からブレのない動きを見せる。
また、エア彼女に終始自分を「ダーリン」と呼ばせ続けるなど、徹底した攻めの姿勢と貫禄をアピール。
しかしながら、自分の方はエア彼女をハニーとは呼ばず、「小林さん」と呼んでいたのが少し気になった。どうやら、このことは彼が審査員である小林さんに惚れていたことに由来しているようだ。
因みに審査員の小林さんは、この件について「キモイ!」という心温まる一言を残している。
この後は、エア彼女(小林さん)が温泉旅行に連れていかれるという、エロティックな流れになったが、彼の勢いは一向に衰えない。
別々に分かれてのお風呂で、壁越しに「石鹸投げて」と話しかける彼の表現力には、一同が愕然。
挙句の果てには、布団があえて離されて敷かれているというマニアックな状況を創出した上に、エア彼女(小林さん)の方が、積極的に布団を寄せてくるという、エロゲーもビックリの超演出まで見せた。
流石の小林さんもこれにはマジキレだったが、客観的に判断すれば、彼がもっとも優勝に近い動きを見せていたことは、間違いなさそうである。
強いて言うなら、人としては確実に間違っているという点だけが懸念材料だが、それはそれ、これはこれ。エア彼女選手権に限って言えば、勝者は常に正しいのだ。
「強いて言うなら…」を五千回ぐらい繰り返した上での結果

まずは、講義を休んでまで、こういう無駄な時間を過ごしてしまったことを、両親に謝罪したいです。ごめんなさい。
では、今回の結果ですが、完全な消去法で生島昭一選手の勝ちとしました。他の二人を消去した理由は、渡辺選手が女友達としか見られなかったというのと、三山選手が超キモかったということに尽きます。それ以上でもそれ以下でもないです。
リアルな世界で生島選手の彼女になるのは正直絶対に嫌だけど、どうしても選らばなければいけないというのなら、仕方がありません。
「強いて言うなら…」を、五千回ぐらい繰り返した上での結果がこれです。渡邊君や三山君をみていると、投げキッスがまだマシな行動に見えました。
もう二度と審査員はやりたくないです。特に三山君との関係は、相当見直さなくちゃと思っています。以上です。早くご飯奢って下さい。イタリアンがいいです。
あと、その時三山君とは席を絶対離して下さい。マジ勘弁です。
エア彼女選手権、初の王者は生島昭一選手に決定!
選手権は意外にも、生島選手が優勝。圧倒的な勝利と思われた三山選手が優勝を逃すという結果に終わった。
第二回目の選手権が開催されるどうかは、正直微妙なところだが、もし開催となれば、是非三山君にはリベンジをして貰いたいものである。
また、渡辺選手に関しては、『エア彼氏選手権in神奈川』への出場を
強く推奨したいところだ。
今回は、出るところが明らかに間違っていた。














