いざ、初挑戦。マンネリ解消、小説のレビュー。

さあ、更新です。お隣りのFavorite DVDが、マンネリ解消のためにこれまで映画だけしか取りあげてこなかったのをドラマも取り上げることにしたということで、こちらも変えてやろうと思います。
そうです。
マンネリ解消をマンネリ化させてやろうというわけなのです。
なので今回は、漫画ではなく小説をレビュー。しかもビジネス小説という、フランスが帰りのインテリがメガネをかけて読むようなジャンルを選びました。
不真面目が売りの当web新聞にとっては、あまりふさわしくない選択だったかもしれませんが、とりあえず読んでみることにします。
それでは、いざシュート!ゴォオオオオオル!
※当カテゴリーには少々のネタバレを含んでおります。
ザ・ゴール「プライベートをもっと大事にして下さい」
この小説は相当前に執筆された作品です。
今でこそ、こういった装丁は珍しくありませんが、初めて見つけた当時は本屋さんの中では、かなり目立っていました。
あと、『ザ・ゴール』という題名から、スポーツ小説かと一瞬思うかもしれませんが、題材はビジネスとなっています。
まあ、当カテゴリーの前置き部分でも、そう言ってますし、副題に『企業の究極の目的とは何か』とその旨が書いてありますので、間違えることもないでしょうが……
さて、一応概要を簡単に説明すると、このお話は、工場長である主人公が紆余曲折を経て、工場における様々な問題点を改善していくという、サクセスストーリーになります。
小説としても楽しめ、かつ、ビジネスにおける業務効率化のお勉強にもなる一石二鳥の作品です。
ただ、贅沢を言わして頂ければ、ちょっとストーリー内の描写には、気になるところがありました。ちょっとやり過ぎなんです。主人公が仕事人間というのは、よくある話ですが、この主人公は本当に仕事のことしか考えてない。
確かに、家庭を大事にする的なところを描いているところも、あることにはあるのですが、それすらも自分の仕事上の悩みに繋げてしまう。このあたりは、人によって考え方や好みが分かれるとは思いますけど、私個人は凄く気になりました。
特に主人公が、子供とその友達を連れてピクニックに行くという場面では、その部分が色濃く出ています。
ピクニック中、子供達の歩くスピードがそれぞれ違うせいで、効率的に前に進めないという問題が浮上するのですが、それを見て、工場内の工程の効率化が進まないという問題の解決案を思い浮かぶんです。なんか、この場面はかなり嫌でした。
しかも、子供達があんまり楽しそうじゃないんです。はしゃいでいる様子もほとんどない。連れていっている大人の方の気がそぞろなのですから、これは当たり前と言えば、当たり前の話です。
主人公はこのピクニックで改善点に気がつき、工場の効率化ができるから良いかもしれませんが、これはプライベート的には非常に非効率的なんじゃないでしょうか?
仕事が忙しく、そんなに遊びに連れて行けるわけでもないのに、子供を第一に考えた行動をとっていないのですから……
もし、私が主人公の子供で、後で「実はあの時ね」みたいな話を聞かされたら、絶対怒ると思います。
「そんなことより、僕らをどうやったら楽しませられるかを考えてよ!」と。
だって、こんな父親嫌じゃないですか。彼の言ってることって言い換えれば、恋人のショッピングの非効率さを見て、仕事の改善点に気がつくみたいなことでしょう?
そりゃ、別れのキッスもしてくれないわ、という話です。














