映画のタイトルだけで勝手にあらすじを予想。

映画のタイトルだけで勝手にあらすじを予想して楽しむ。
こんな簡単な方法に、なぜ今まで誰も気がつかなかったのでしょうか?これでもう不況に怯える必要はありません。
ただ、注意事項が一つだけあります。
本当に映画を見た人と話をするときに、「あのシーン泣けたよね?」の話題には、絶対に近づかないで下さい。脳内上映した作品は、くれぐれも脳内のみに留めておくようにお願いします。
最悪の場合、当カテゴリーの記者のように、友達を一人なくすことになりますよ。
只今、友達募集中です。
近距離恋愛「恋はどれだけの近さまで耐えられるのか?」
これは、インターネットで用もないのに恋愛に関するキーワードを検索していたら、偶然出てきた映画です。題名すら初めて見ます。
『近距離恋愛』……これは、たぶん凄い距離が近い二人のハートフルラブコメディでしょう。
家が隣同士だとか、心の距離がすでに近いだとか、そういうことじゃないと思います。そんなの普通過ぎますし、よく考えてみれば全然近くない。
その昔、一駅離れた他校に彼氏がいる女友達が、「遠距離恋愛で辛い」みたいなことを言っていましたが、そんな程度の距離じゃ遠距離恋愛というのがおこがましいのと一緒です。
だからおそらくですけど、この映画では、何かのきっかけで主役である二人の体がくっついちゃうんじゃないでしょうか?
ただ、ジャケットを見た感じだと、流石に『隣に住む変わり者の博士が作った不思議な接着剤』が原因とかのベタなオチはなさそうなので、くっついてはいないまでも、とにかくめっちゃ近い(凄く離れて50センチ以内)二人の恋の話なんだろうぐらいまでは、ハードルを下げようと思います。
そう考えていくと、元々凄い体が接近しているから、やることはやってるし、その後の恋の発展はどうしよう…というのが、この作品の一番のテーマになってくるのは確実です。
これはある意味で遠距離恋愛をテーマにするより厳しい恋物語だと言えます。刺激が全くないんですから、40年連れ添った古女房と、もう一度ロマンスしてみろと、言われているようなものです。
しかも近いから、別れようにも別れられない。次の相手を見つけようにも見つけられない。本当に困った状態です。
だって近すぎるんですもん。
なので、ラストもこの題名だけでは全く予想がつかないですね。
強いて挙げるなら、「ちょっとは離れてよ!」「そっちこそ!」みたいな台詞が、頻発するということぐらいです。
お風呂も一緒、トイレも一緒、何でも一緒。アツアツの時は我慢出来ても、少し熱が冷めると我慢できなくなる男と女の恋愛事情……
何でしょう?一体どんな話になるんでしょう?
勝手に想像していたら、何だかこっちがドキドキしてきてしまいました。
鑑賞後に感じる教訓としては、『近からず、遠からず、ちょうどいいのが一番いい』みたいなところに落ち着くんだとは思いますが、願わくは『人間の恋はどれだけの近さまで耐えられるのか?』みたいなところにまで持っていって欲しいものです。
やっぱり映画を観た以上は、「近いって本当にいいもんですよね」とか、最後に言ってみたいですから。
少年時代に日曜洋画劇場で観た淀川さんの映画評が懐かしい昨今です。














