『衝撃の結末』な映画アニメ。

さて、何はなくともDVDのレビューを書いて参りましょう。
今回はまだ一度も取り扱っていない、アニメDVDを取り上げたいと思います。作品選定のテーマは『衝撃の結末』です。
なお、今回は結末部分をほぼ完全にネタバレしてしまっているため、これから見ようと思っている読者様は、当カテゴリーを飛ばして頂ければと思います。
少しばかり寂しいですが、「ネタバレは嫌!」という読者様のご要望に、耳をすまさないわけにはいかないのです。
※今回のレビューはネタバレが相当あります。あらかじめご了承下さい。
耳をすませば 「雫はツンデレタイプの女の子」
皆大好き、スタジオジブリの作品です。
ジャンルはいわゆる恋愛モノ。思春期まっさかりの中学生の男女、雫と聖司が色々と理由を付けて恋をします。
同じくジブリで作られた『トトロ』や『ナウシカ』同様、今も根強いファンが大勢いる名作です。
ただ、私の嗜好的にはいい意味で駄目な部類に入る作品でした。
まず、私がこの作品で気になったのはタイトルについてです。『耳をすませば』というセンチメンタルなタイトルがついているのにも関わらず、肉体的にも精神的にも耳をすましている場面というのが、この作品内にはほとんど存在していませんでした。
登場人物たちは結構なデカイ声で喋っているし、前半部分を除いては、ほぼ一貫して自分の気持ちに正直で、彼らの淡い恋心に対しての暗喩といった感じも余りありません。
特にヒロインの雫なんかは「やなやつ!やなやつ!やなやつ!」と、周りに聞こえるような大声で独り言を言ってしまうような変わった女の子で、この場面はまさに「私の声をちゃんと聞け!」若しくは「きけ、わだつみの声!」と言わんばかりの勢いです。
だから、この映画の『耳をすませば』というタイトルは、「お前ら、私の独り言を耳をすまして聞け!」という意味に個人的には解釈しています。
タイトルを口にする時は「耳をすませば…」と優しく言うのではなく、どこぞのツンデレ少女のように突き放した言い方で「耳をすませばぁ?」と言うのが、実は正解なのではないでしょうか?
実際、このヒロインの雫もツンデレタイプの女の子(最初ツンツンして後にデレっとする)のようですし、本来は監督もそういったところを意図していたのかもしれません。
まあ、ヒロインがこんな感じなので、もう一人の主人公、雫の相手役の聖司君もまた、変わり者度では負けてはいません。














