『タイタニック』に学ぶ、恋をしてはならない女性 。

恋愛要素が入った映画やドラマを見ていると、時たま思ってしまうのが、「こんな女に出会ったばっかりに、人生変えられたらたまらんな」という畏怖の念。
映画やドラマみたいな恋愛をしてみたい願望はあっても、妙な女に出会ってしまったばっかりに、その後の人生をメチャクチャにされてしまったのでは、たまったものではありません。
でも、逆にこういった映画やドラマは我々にこう伝えようとしているのかもしれません。
「こういう女には関わるな」
はい、そういうことなら、わかりました。
せっかくなので勉強させて頂こうと思います。
※当カテゴリーには少々のネタバレを含んでおります。
『タイタニック』
~お願いだから、もう少し端に寄ってくれ~
話のあらすじについては、もう説明する必要もないと思いますが、一応やっておきます。
レオナルド・ディカプリオ主演、映画『タイタニック』は、当時世界最悪と言われたタイタニック号の海難事故の実話を元に制作された映画。ジャック(レオナルド・ディカプリオ)とローズ(ケイン・ウィンストレット)との切ないラブストーリーを含めて、物語は展開されていきます。
世界中で空前の大ヒットを飛ばし、数ある興行収入を塗り替えた有名作品です。
ですので、すでに本編を鑑賞済みの方は、今回のテーマを読んで、「えっ!タイタニック?ローズのどこが?」とお考えの読者様もいらっしゃることと思います。
もしも、街頭インタビューなどで、「今まで見た映画で一番感動した作品は?」という質問があったとしたら、まず間違いなく、上位に入ってくる作品だからです。
しかしながら、そんな作品であるからこそ、本編を鑑賞済みの方々に今一度問いかけたいと思います。
『タイタニック』に関する全ての思い入れを捨てて、冷静になって考えてみて下さい。
ジャック(レオナルド・ディカプリオ)が死ぬ直前の海の中を破壊された船板で漂うシーン。もう少しローズ(ケイン・ウィンストレット)に気遣いがあれば、何とかなったような気がしませんか?
『タイタニック』のローズ(ケイン・ウィンストレット)に対する当カテゴリーの全ての懸念は、ここから始まりました。
少年のような素直な気持ちで映画を鑑賞していたところに、このシーンが発生したので、その反動も手伝って、このローズの今までの行動全てに、何かしらのどす黒いものを感じることが出来たのかもしれません。
危ないところでした。まるで、神様からお告げを賜ったような感覚が、その時脳を直撃したのです。
感動的な映像と音楽に騙されてはいけません。手元にDVDがある方は、是非確認してみてください。
映画の状況を見る限り、あのシーンでもっとも辛いのはローズ(ケイン・ウィンストレット)ではなく、ジャックであったはずです。それなのにも関わらず、ローズは悲劇のヒロイン気取りでこう言います。
「あたいはもう駄目よ」と、「救命ボートなんて来ないわよ」と。
命を賭して、船板の上を譲ってくれたジャックに対して、これはあんまりな発言です。
「ジャックと二人で死ねるのなら本望だと思ったんだよ」「水の中にいなくても死にそうなほど寒かったんだよ」等のご意見はおありのことと思いますが、これは、自分のために氷点下の水の中で我慢してくれている人に向かってかける言葉ではないでしょう。
本心では無理だと思っていても、それを口にはせず、水の中にいるジャックの事を励ましてしかるべきです。
ジャックは偉い子なので、「じゃあ、そこ代われよ」とは言わずに、「あきらめるな」とローズに声をかけ続けていましたが、本来であれば、しゃべる分の気力も体力の維持に使いたい状況だと思います。
このローズのグダグダのわがままのせいで、彼の寿命が縮まってしまったといっても過言ではありません。
ただ、よく思い返してみれば、ローズには行動の節々にそういった苛立ちを覚える部分が確かに散見されていました。

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